新卒SEにおすすめの資格①

エンジニア

こんにちは!フリーランスエンジニアのゆうすけです!

今回は、元新卒SEの私が思う、新卒SEにおすすめの資格を紹介したいと思います。

資格取得をおすすめする理由については、前回の記事をご確認頂ければと思います。

新卒SEにおすすめの勉強方法
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おすすめする資格は主に2つあるのですけど、長くなりそうなので今回は一つだけ紹介させていただきます。

私が新卒SEにおすすめする資格、それは

基本情報技術者試験 です!

聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

もしかしたら「在学中に取ってますよー」という方もいらっしゃるかもしれませんね。

取っている人も取っていない人も、私がおすすめする理由について読んでいただけると嬉しいです。

基本情報技術者試験とは

経済産業省が主催する国家試験「情報処理技術者試験」、 その中の区分の一つです。

情報処理技術者試験は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定している国家試験です。

 情報システムを構築・運用する「技術者」から情報システムを利用する「エンドユーザ(利用者)」まで、ITに関係するすべての人に活用いただける試験として実施しています。特定の製品やソフトウェアに関する試験ではなく、情報技術の背景として知るべき原理や基礎となる知識・技能について、幅広く総合的に評価しています。 

https://www.jitec.ipa.go.jp/1_08gaiyou/_index_gaiyou.html

SE(情報処理技術者)にとって基本的となる知識が身に付いているかを問われる試験となります。

例年春季と秋季の2回行われており、午前試験と午後試験の両方に合格する必要があります。

午前と午後どちらもマークシート形式で、午前は4択、午後は複数選択問題が出題されます。

未経験の方はまずITパスポートという試験から、という手もあると思いますが、

基本情報技術者試験の方がプログラムに関する問題が多く、新卒SEにとっては勉強しがいがありおすすめです。

難易度は?

合格率は25%前後で、難易度はやや高めと思われます。

基本的な内容が包括されている分、未経験の方にとっては勉強の範囲が多く難しく感じるかもしれません。

ですが、未経験でも合格は不可能ではありません。

実際私の同期や後輩も、春の配属後に勉強を開始して秋季試験に合格する人もいました。

計画的に勉強すれば、合格できないことはない という難易度だと思います。

おすすめする理由

私が基本情報技術者試験をおすすめする理由は主に3つあります。

IT系の業種に必要な基本的な知識が体系的に学べる

基本という名前なだけあり、IT業界に関する基本的な知識が幅広く問われます。

合格に向けて勉強することで、実際の業務で使われる言葉の意味や、前提的な知識が得られます。

先輩の言っている言葉が、だんだん分かってくると思います。笑

ネットで調べるにしても、言葉が分かってくると理解が早まります。

調べる毎に着実に分からなかったことが分かるようになるので、より理解が進んでいきます。

その為にITに関する基本的な単語や内容を理解する資格として、基本情報技術者試験はまさにうってつけだと思います。

計画的な勉強方法や習慣が身に付く

おすすめする理由の2つ目として、計画的な勉強方法やその習慣が身に付きます。

上にも書きましたがIT業界に関する基本的な知識が幅広く問われるので、勉強時間はそれなりにかかります。

とてもじゃないけど、一夜漬けでは無理なレベルです。(笑)

また、社会人なので平日は業務で時間が取られるので、勉強に使える時間も限られます。

仕事前や仕事終わり、休日など少しずつ計画的に勉強を進めていくしかありません。

エンジニアは新しい技術を習得する為継続的に勉強する必要があると思います。

その為、若手の頃から勉強の習慣がつくことは大切だと思います。

コツコツ継続すると、いつか結果として現れるということですね。

受験料が安い

おすすめする理由の3つ目は、受験料が比較的安いことです。

基本情報技術者試験の受験料は 5,700円(税込)です。

基本情報技術者試験だけでなくその上の応用情報技術者試験もそうですが、

国家試験は受験料が安いです。

ベンダー試験と言われる試験だと2万円前後するので、比較的安いというのはこのことです。

合格すると資格手当てや試験代を会社が出してくれるのはとても嬉しいですが、先に自分で支払う必要があるので、受験料が安いのはありがたいですね。

万が一不合格となっても、再受験の際は経済的です。(笑)

おすすめの勉強方法

私が基本情報技術者試験や応用技術者試験に受験したときの勉強方法をもとに紹介したいと思います。

実際、新卒1年目に応用情報技術者試験に合格したときの方法なので、間違った方法ではないと思います。(もう5年くらい前の話ですが)

参考書一冊を読み進める

まず、参考書を読み進めます。

完璧に理解しようと読むのではなく、「なるほどなー」、「へー」と思いながら何となく読み進めるのがポイントです。

いきなり理解するのはとても難しいですからですね。

挫折するのを防ぐ為にも、まずは読み進めることを目標にします。

一章分を読み進めたら、午前問題の問題集を解く

参考書を一章読んだら、とりあえず午前問題を解いてみます。

章毎に問題が分かれている問題集がおすすめです。

該当の章の問題を解き、間違えた箇所を再確認すればOKです。

一周すれば過去問を午前問題だけ解く

こうして参考書と午前の問題集を一周終えれば、過去問題を解いてみます。

過去問題は 過去問道場 というサイトにたくさん掲載されているので、活用しましょう。

基本情報技術者とは
基本情報技術者とは、経済産業省が主催する国家試験「情報処理技術者試験」、その中の区分の一つです。対象者像として「高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能を持ち、実践的な活用能力を身に付けた者」というように試験要綱には書いてあります。

最初はボロボロだと思います。(途中でサジを投げたくなる出来)

間違えた箇所を再確認 -> 再テスト を繰り返します。

過去問を2,3回分解けばかなり定着してくると思います。

午前問題が大体解けたら午後問題の過去問を解く

午前問題の正答率が大体60%~70%になれば、午後問題の過去問も解いていきます。

基本情報は午前試験と午後試験の両方に受からないといけないので、まずは午前問題を押さえる というのが重要だと思います。

「せっかく午後ができても午前がダメだった。。」という人もちらほらいます。

午後問題は午前問題よりも長文の設問が多く、読解力が必要になります。

過去問で慣れるのも大事ですが、午前問題で問われる内容についても、単語レベルで理解しておかないと読み進められないということですね。

午後問題についても、間違えた箇所を確認 -> 再テスト を繰り返します。

また、午後問題に取り掛かりながら、週に1回くらいは午前問題も解いておくのがおすすめです。

せっかく覚えた知識が忘れないようリハビリ的な感じですね。

この頃になると70~80%くらい正解するので、午前問題を解くのが楽しくなってくるかもしれないです(笑)

まとめ

  • おすすめは、基本情報技術者試験
  • 基本情報技術者試験は国家試験「情報処理技術者試験」の一つ
  • 難易度は高めだが、未経験でも合格可能
  • 午前試験と午後試験があり、例年春と秋の2回行われる
  • IT系の業種に必要な知識が体系的に学べる
  • 計画的な勉強方法やその習慣が身に付くのでおすすめ
  • 参考書を読み進めたら問題集で該当の章を解く、あとは過去問を繰り返し解くのがおすすめ

最後に

長くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。

もし試験に落ちてしまっても、問題はありません。

合格が目的ではなく、SEとしてIT業界で働く上での基本知識を身に付けるのが目的だからです。

(もちろん、合格するに越したことはありませんが。資格手当てもありますしね。)

大事なのは知識と勉強の習慣をを身に付けることです。

是非、自分のペースで勉強の計画を立ててみてはいかがでしょうか。

今回の記事を読んで、「なるほどなー」「やってみようかなー」など皆さんにとって何か参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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